お知らせ

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安全パトロール

当社では、建設工事の施工現場での労働災害や事故の発生を未然に防ぐことを目的とした安全パトロールを毎月実施しています。
安全パトロールは定期的に工事現場を巡視し、「事故につながるような危険な箇所の発見」「安全ルールや作業手順が守られているかの確認」といった観点でチェックします。
危険につながるような作業工程や箇所があれば、その場での是正や対策を講じるとともに、再発防止に向けて関係者に報告して事案の共有をおこなっています。安全パトロールを実施することで作業員の安全に対する意識向上にもつながります。

その中から一例として、岐阜市上下水道事業部様発注の上水道配水本管の更新工事の現場の様子をご紹介します。
岐阜市上下水道事業部さんでは老朽化した配水管の本管のうち口径が非常に大きいいわゆる配水幹線において、既設の配水管より細い配水管を既設管の中に通して更新していくパイプインパイプ(PIP)工法を令和3年から始られました。この工法は、老朽管路の前後に立坑を築造し,新管を送り込みながら既設管内で接合するものです。

工事概要:既設管上に立坑を掘り、1,500mmの既設管内に1,000mmの鋼管を挿入し溶接。仕上げに内面にエポキシ樹脂塗装を施し外面には防食処理をします。完成は今年の12月、現在95%程度工事が進んでいます。完成まで無事故・無災害を目指します。
この現場の重点ポイント:昇降設備(約5m地下に入る)
            現場内の換気と照明
            酸素濃度の点検(計測器具の装着)
            湧き水等の有無
            溶接精度の確保など多岐に渡ります。

新規に鋼管口径1,000mmを挿入


新規鋼管1,000mmの外観(奥が既設の1,500mmの鋳鉄管)

坑内パトロールの様子

 

 

 

作業現場付近のパトロール工事現場にその工法を説明するイラスト看板を設置して工事現場横を通られる市民の方々に工事内容のお知らせもしております。当社では岐阜市長良川畔の鏡岩水源地から市内へのびる配水幹線の更新工事を令和3年の導入当初から手掛けて来ました。

 

 

 

 

 

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